Oracle Database

外部キーストアの使用について

透過的データ暗号化のマスターキー格納先に外部キーストアを使用する場合のメモ。 すでにソフトウェアキーストア(ウォレット)に格納したマスター暗号化キーを使って表領域が暗号化されている状態から、外部キーストアに移行する手順を確認してみる。 外部...
Enterprise Manager Cloud Control

EMCCからSNMPトラップを飛ばす設定とその動作確認

EMCC 13.5からSNMPトラップを送信し、ちゃんと送信できていることをテストする。 SNMPマネージャの準備 SNMPトラップを受信する側に何かしらのSNMPマネージャソフトウェアを入れておく必要がある。 Windows上で使えるもの...
Data Guard

ファストスタートフェイルオーバーという機能

プライマリデータベースに障害が発生した際に、自動的にスタンバイデータベースにフェイルオーバーするための機能としてファストスタートフェイルオーバーというものがある。あまり使われているところを見たことがないので、どういう動きをするものなのか確か...
Enterprise Manager Cloud Control

Enterprise Manager Cloud Control 13c R5 のパッチ適用

パッチ未適用のEMCC 13cR5を最新の状態にしようと思うと非常に手間がかかるので手順をメモしておく Enterprise ManagerはアプリケーションサーバとしてWebLogicが使用されており、その管理対象サーバとしてOracle...
Oracle Database

透過的アプリケーションフェイルオーバー(TAF)の設定について

RACでTAFの設定をする場合、クライアント側に設定を入れる方法とサーバ側に設定を入れる方法の2つのやり方がある。 クライアント側に設定を入れる場合 接続先のサービスリソースを事前に作成して起動。特にTAF関連の設定は行わない。 $ srv...
Oracle Database

ASMフレックスディスクグループあれこれ

いつの頃からかASMディスクグループの種類に「フレックス」とかいう謎の冗長性属性が選択できるようになっている。 これはいったい何なんだ、ということで少しいじって遊んでみている。 参考:Oracle ASMフレックス・ディスク・グループの管理...
Oracle Database

クライアント側でウォレットを使用しないTLS接続の構成

参考資料は以下。 マニュアルには記載されていないが、この方法は19cのとあるRU以降からしか使えないことに注意。 DBサーバ側の設定 DBサーバはLinuxの想定。 ウォレット(自動ログインウォレット)を作成。今回はホームディレクトリ配下に...
Oracle Database

安価な民生品で構築するOracle RAC物理検証環境

普段RACの学習にはESXi上の仮想環境を使っているのだが、どうも味気ない。やはり物理的な環境も一つくらいは所有しておきたいものである。 しかしながら、RACの物理環境となるとそれなりにハードルは高い。少なくとも2ノード分の物理ホストが必要...
Oracle Database

Linux上のOracle DatabaseからWindows上のSQL Serverに接続する

どうやるんだろうね?ということで試してみたメモ。 個人的にSQL Serverには詳しくなく、最低限の動作を確認しているだけなので、必ずしも適切な設定とは限らないし、他に必要な設定が存在する可能性はある。 SQL Server側の準備 事前...
Oracle Database

Standard EditionのPDBをEnterprise Editionにプラグしたらどうなるのか

どうなるんだろうね?ということでやってみたメモ。結論、できそう。 使っているのはどちらも 19.19。 Standard Edition からPDBをアンプラグ PDB名は「sepdb」。適当なディレクトリにアーカイブベースでアンプラグする...
Oracle Database

ASMCAで作ったディスクグループで高速ミラー再同期が動かないという罠

ASMの高速ミラー再同期とは、ディスクパスの障害時にディスクをDROPしてしまうのではなく、一時的に対象のディスクをオフラインにすることで無駄なリバランスの発生を防ぐための機能である。 この機能を使うためには、ディスクグループの互換性属性を...
Oracle Database

listener_networks とは何か

複数のネットワークに接続された環境でOracle Databaseを利用する際に、どこからともなく出てくることがあるのが listener_networks というパラメータである。主に、データベースが稼働しているホストとは別のホストでリス...
Oracle Database

投票ディスクやインターコネクト通信に問題が発生した際のログ出力について

Oracle Clusterware 使用中にノード間のインターコネクト通信や投票ディスクを用いたI/Oに問題が発生した際に出力されるログと、発生する症状についていくつかのパターンをまとめてみる。 2ノードのクラスタ構成(RAC)で、ホスト...
Oracle Database

ASMで使うディスクのパスが変わったときの影響

ASMFDやASMLib未使用の環境で、ASMが使用するディスクを以下のように構成しているとする。 SQL> select name, path from v$asm_disk order by path; NAME PATH ------...
Data Guard

OMF+Data Guardにおけるdb_file_name_convertの必要性について

Data Guardでプライマリとスタンバイのデータファイルの保存先が異なる場合は、初期化パラメータにdb_file_name_convertやlog_file_name_convertを指定しなければならない、と思いがち。 ただ、db_c...
Oracle Database

RHEL8系OSとOracle Database 19cでPro*Cを使う

タイトルにある組み合わせでPro*Cのプログラムをコンパイルする際のメモ。 事前準備 Pro*Cで書かれたプログラムを利用するには、procコマンドでのプリコンパイルとCコンパイラ(gcc)でのコンパイルやリンクが必要。この作業を容易に行う...
Oracle Database

ODP.NET のコネクションプール使用状況を確認する方法

タイトル通り。ODP.NETのアプリケーション上で生成したコネクションプールについて、アクティブなコネクション数やプールされているコネクションの合計数がどのくらいあるのかを確認するときは、パフォーマンスモニタを利用する必要があるので、その方...
Oracle Database

ORA-3136 のテストケース

ORA-3136 はクライアントからの接続がリスナーからサーバプロセスにハンドオフされた後の認証処理に時間がかかり、SQLNET.INBOUND_CONNECT_TIMEOUT で指定した時間内(デフォルト60秒)に認証が完了しなかった場合...
Oracle Database

v$backup_async_io の罠

RMANのバックアップに時間がかかるような問題が発生したとき、v$backup_async_io から非同期I/Oのパフォーマンス情報を確認することがあると思う。 ただ、このビューからデータファイルの読み込みとバックアップセットの書き出しの...
Oracle Database

マルチテナントと透過的データ暗号化

マルチテナントのPDBで透過的データ暗号化を使用する際は、キーストア(ウォレット)の作り方によって統一モードと分離モードの二つのパターンがある。 統一モード:ルートコンテナとすべてのPDBが一つのキーストアを利用する。マスター暗号化キーは個...
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