ちりつもん

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安価な民生品で構築するOracle RAC物理検証環境

普段RACの学習にはESXi上の仮想環境を使っているのだが、どうも味気ない。やはり物理的な環境も一つくらいは所有しておきたいものである。 しかしながら、RACの物理環境となるとそれなりにハードルは高い。少なくとも2ノード分の物理ホストが必要...
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Linux上のOracle DatabaseからWindows上のSQL Serverに接続する

どうやるんだろうね?ということで試してみたメモ。 個人的にSQL Serverには詳しくなく、最低限の動作を確認しているだけなので、必ずしも適切な設定とは限らないし、他に必要な設定が存在する可能性はある。 SQL Server側の準備 事前...
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Standard EditionのPDBをEnterprise Editionにプラグしたらどうなるのか

どうなるんだろうね?ということでやってみたメモ。結論、できそう。 使っているのはどちらも 19.19。 Standard Edition からPDBをアンプラグ PDB名は「sepdb」。適当なディレクトリにアーカイブベースでアンプラグする...
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ASMCAで作ったディスクグループで高速ミラー再同期が動かないという罠

ASMの高速ミラー再同期とは、ディスクパスの障害時にディスクをDROPしてしまうのではなく、一時的に対象のディスクをオフラインにすることで無駄なリバランスの発生を防ぐための機能である。 この機能を使うためには、ディスクグループの互換性属性を...
Oracle Database

listener_networks とは何か

複数のネットワークに接続された環境でOracle Databaseを利用する際に、どこからともなく出てくることがあるのが listener_networks というパラメータである。主に、データベースが稼働しているホストとは別のホストでリス...
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投票ディスクやインターコネクト通信に問題が発生した際のログ出力について

Oracle Clusterware 使用中にノード間のインターコネクト通信や投票ディスクを用いたI/Oに問題が発生した際に出力されるログと、発生する症状についていくつかのパターンをまとめてみる。 2ノードのクラスタ構成(RAC)で、ホスト...
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ASMで使うディスクのパスが変わったときの影響

ASMFDやASMLib未使用の環境で、ASMが使用するディスクを以下のように構成しているとする。 SQL> select name, path from v$asm_disk order by path; NAME PATH ------...
Data Guard

OMF+Data Guardにおけるdb_file_name_convertの必要性について

Data Guardでプライマリとスタンバイのデータファイルの保存先が異なる場合は、初期化パラメータにdb_file_name_convertやlog_file_name_convertを指定しなければならない、と思いがち。 ただ、db_c...
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RHEL8系OSとOracle Database 19cでPro*Cを使う

タイトルにある組み合わせでPro*Cのプログラムをコンパイルする際のメモ。 事前準備 Pro*Cで書かれたプログラムを利用するには、procコマンドでのプリコンパイルとCコンパイラ(gcc)でのコンパイルやリンクが必要。この作業を容易に行う...
Oracle Database

ODP.NET のコネクションプール使用状況を確認する方法

タイトル通り。ODP.NETのアプリケーション上で生成したコネクションプールについて、アクティブなコネクション数やプールされているコネクションの合計数がどのくらいあるのかを確認するときは、パフォーマンスモニタを利用する必要があるので、その方...
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ORA-3136 のテストケース

ORA-3136 はクライアントからの接続がリスナーからサーバプロセスにハンドオフされた後の認証処理に時間がかかり、SQLNET.INBOUND_CONNECT_TIMEOUT で指定した時間内(デフォルト60秒)に認証が完了しなかった場合...
Oracle Database

v$backup_async_io の罠

RMANのバックアップに時間がかかるような問題が発生したとき、v$backup_async_io から非同期I/Oのパフォーマンス情報を確認することがあると思う。 ただ、このビューからデータファイルの読み込みとバックアップセットの書き出しの...
Oracle Database

マルチテナントと透過的データ暗号化

マルチテナントのPDBで透過的データ暗号化を使用する際は、キーストア(ウォレット)の作り方によって統一モードと分離モードの二つのパターンがある。 統一モード:ルートコンテナとすべてのPDBが一つのキーストアを利用する。マスター暗号化キーは個...
Oracle Database

GIインストール後にASMFDを構成

Grid Infrastructure をインストールする際にASMフィルタドライバ(ASMFD)を構成しないように選択してインストールが完了した後にASMFDを構成する方法。 先に現在のASMディスク検出文字列を確認しておく。 $ asm...
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OUIやDBCAの文字化けを解消する

X Window Systemを導入していない環境にOracleをインストールしてOUIやDBCAなどのGUIツールを起動する場合は、別途Xサーバが起動している環境に画面を表示することになる。 この時、日本語環境では以下のように文字化けが発...
Data Guard

RACとRACでData Guard構成

以下のようなData Guard環境を構築する手順のメモ。 プライマリ、スタンバイ共に2ノードのRAC。バージョンは19c(19.16)を使用。 プライマリとスタンバイは別筐体 プライマリとスタンバイはどちらもOracle Managed ...
Oracle Database

RHEL8系でRACを構築する際の注意点

RHEL8系にRACを構築した際に、RHEL7系ではエラーにならなかった部分ではまったのでメモ。 インストール時のLANG設定 gridSetup.sh 実行時に環境変数にLANG=C を設定しておかないと、リモートノードへのコピーが失敗す...
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RACと透過的データ暗号化

RACで透過的データ暗号化を使用する場合は、両方のノードからキーストアにアクセスできる必要があるので、通常はASM上に共有ウォレット(キーストア)を作成する。 ASMでOMFを使用している場合は、キーストアの作成時の場所指定などが省略可能。...
Data Guard

Data Guardと透過的データ暗号化

Data Guardで透過的データ暗号化を使用した際の挙動について確認する。 プライマリ側だけ表領域を暗号化した場合の挙動 以下のようにプライマリ側で一部の表領域を暗号化する。 キーストアの場所を作成 $ mkdir /home/oracl...
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RACのノード追加

構築済みの2ノードRACにもう一つノードを追加する方法を検証する。 環境は、Linux 上の19c RAC。 クラスタ・ノードの追加および削除 (oracle.com) LinuxおよびUNIXシステムのノードでのOracle RACの追加...
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