今からもう2年くらい前になるが、仕事を休職している間、苔を育てようと思ったことがある。
実際何種類か苔を買って、15センチ四方くらいのアクリル容器に入れて育てていたのだが、私に美的センスが無いこともあって、いまいち見た目がぱっとしないものしか出来なかった。
そのうちあまりいじらなくなって、ここ1年くらいはほとんど放置している状態だった。
苔というのは割と丈夫なもので、適度な湿度とある程度の日光があれば、放っておいても生き続ける。結果、こんな感じになってしまった。
シノブゴケ、タマゴケ、ヒノキゴケあたりを入れているのだが、伸び放題である。
シノブゴケは思った以上に細く長く成長して、容器の中を縦横無尽に這い回っているし、タマゴケは胞子嚢が出なくなってしまったがそれでも仮根を伸ばしている。シノブゴケもどんどん新芽が生えて、植えたときの倍くらいの量になってしまった。
さすがにちょっとなぁと思って、ばっさりとトリミングして、整理してみた。
思い切ってシノブゴケは取り除いてしまった。この手の容器はシノブゴケを育てるのには向いていないと思う。左端には他から持ってきたスギゴケを追加してみた。
出来ればタマゴケから再び胞子嚢が出てくれるとうれしいのだけれど…。何年も経ってしまうと駄目なのかもしれない。
苔を育てているケースはもう一つあって、こっちも少し整理してみたり。
こっちはコツボゴケとか、ツヤゴケとかが入っていたりする。元々コツボゴケは他の苔にくっついてきたものだったのだけれど、これまた放っておいたらだいぶ増えてしまった。
久しぶりにいじってみたら、多少見た目もマシになったので、もう少しちゃんと育てていこうかなと思う。
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