私はとある事情により、自宅内にプロキシサーバを構築しており、インターネットに出て行く場合は必ずプロキシを経由するようにしている。
Linux環境では、たいていhttp_proxyやhttps_proxy環境変数を設定しておけば良いのだが、普段こっそりと続けているWorld Community Gridのクライアントは、個別に設定を変更する必要があったので、手順をメモしておく。
やり方
ここでは、プロキシサーバの情報として以下を想定している。
- プロキシサーバ名・・・proxy.home
- ポート番号・・・3128
CentOS7 の場合、/var/lib/boinc 配下に以下の内容で、cc_config.xml を新規作成する。
<cc_config>
<log_flags>
</log_flags>
<options>
<proxy_info>
<http_server_name>proxy.home</http_server_name>
<http_server_port>3128</http_server_port>
</proxy_info>
</options>
</cc_config>
もし認証をかける必要があるなら、<http_user_name>と<http_user_passwd>を <proxy_info>と</proxy_info>の間に追記すれば良い。
作成したら、boinc-clientを再起動。
# systemctl restart boinc-client
参考文献
Client configuration
https://boinc.berkeley.edu/wiki/Client_configuration
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