前回は届いたものの確認と、ヒートシンクの取り付けやケースへの組み付け等を行った。
引き続き、電源をつないで動作確認をしていく。
起動させる
キーボードとマウス、ディスプレイは手持ちのものをつなげる。HDMIケーブルも付属しているのでありがたく使わせてもらう。
付属のmicroSDカードを挿入し、ACアダプタを接続すれば電源が入る。
付属のmicroSDカードには、あらかじめOSのインストーラが格納されていて、初回起動時にインストーラが起動する。RaspbianというDebian系のLinuxが推奨されているらしい。とりあえず、こちらを選択して、Languageを日本語に変えてインストールを進めていく。
インストール自体はこれといってつまずくような箇所はない。
一度再起動がかかった後、言語の選択やパスワード設定、無線LANへの接続、アップデートの適用などが行われて、セットアップは完了。アップデートの適用にやたらと時間がかかるが、気長に待てばいい。
Raspbianを入れたのはあくまでも動作確認のためなので、このまま使っていくつもりはないのだが、とりあえずちょっとだけ触ってみた。
まず気になったのは、メモリの使用状況。1GBしか搭載していないのにGUIが起動してくるので、結構かつかつなんじゃないかと思っていたら、
pi@raspberrypi:~ $ free -h
total used free shared buff/cache available
Mem: 927M 85M 483M 18M 357M 771M
Swap: 99M 0B 99M
pi@raspberrypi:~ $
全然そんなことはなかった。起動直後で何も立ち上げていないとはいえ、使用量85MBというのは、Windows2000並みの省メモリである。
pi@raspberrypi:~ $ df -h
ファイルシス サイズ 使用 残り 使用% マウント位置
/dev/root 13G 5.0G 7.3G 41% /
devtmpfs 460M 0 460M 0% /dev
tmpfs 464M 0 464M 0% /dev/shm
tmpfs 464M 18M 446M 4% /run
tmpfs 5.0M 4.0K 5.0M 1% /run/lock
tmpfs 464M 0 464M 0% /sys/fs/cgroup
/dev/mmcblk0p6 68M 22M 47M 33% /boot
tmpfs 93M 0 93M 0% /run/user/1000
/dev/mmcblk0p5 30M 398K 28M 2% /media/pi/SETTINGS
ディスクは、5GB程度は使用されているようだ。
ひとまず、正常に起動することは確認出来た。
次は、プロキシサーバとして利用するために、CentOSを導入していく。
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