SONY製のPCケースを買った

2006年ころにSONYが発売した高性能タワー型PC、VAIO type R VGC-RC52 のジャンク品を某所で入手した。

筐体の中央部分が空洞になっているという独特のデザインだが、Micro ATXのマザーボードやATX電源、サイドから取り外し可能な3.5インチシャドウベイを備えた普通のPCケースとして使うことができる。

それもあって、中身を入れ替えて自作PCとして使うという話をかつて目にしたことがあり、自分もやってみたいと思ったことがあった。そもそも入手性がそれほど高くないため実現できずにいたのだが、たまたま見かけたのでつい手を出してしまった。

ディスクが抜かれた状態で売られていたが、電源やマザーボードはそのまま搭載されていたので、ひとまず電源を入れてみると普通に起動。前面のVAIOロゴが光るのが良い感じ。

中身はこんな状態。スペック的にはIntel Pentium D 930 3.0GHzに1GBのDDR2メモリ、NVIDIA GeForce 6600GT。爆熱CPUを積んでいるだけあって巨大なヒートシンクとシュラウドで冷却に力が入っている。電源も当時のメーカー製としては大容量の400W。

といっても、あくまでもPCケースとして購入しているので中身はすべて不要。電源も約20年前のものということでさすがにそのまま使うのは不安がある。ということでさっさと取り外すと以下のようになる。

VAIOをVAIOたらしめていたオーディオビジュアル関連の機器やら、一般的なマザーボードには存在しないPCカードやIEEE1394のモジュール、化石と化したモデムのモジュールなどは取り外し、最低限のパーツのみとなっている。

ここには、今使用中のPCケースで足が壊れてしまったものがあるので、その中身を移植予定。

癖があるのはフロントパネルの電源ボタンやLEDなどのピン配置だが、これについては先人の知恵を借りて変換ケーブルをかませることで対処しようと思う。

VAIO RCのケースで最新PC(Z790、第13世代CPU)を組み立てる#4 最低限の組み立て – nishy software (ja)

続く。

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