LinuC レベル1 Version 4.0に合格

何かIT関係の資格を取りたいと思ったとき、最初に思い浮かんだものの一つがLPICだった。

IT業界で働き始めた当初(2011年頃)から取ろうと思ってはいて、参考書を買って流し読みすることはあった。ただ、いかんせん忙しくて学習の時間が取れなかったことや、気づくと試験のバージョンが新しくなって出題範囲が変わったりしていることを理由に先延ばしにしていた。そしてとうとう受験しないまま、IT業界を離れてしまった。

最近まとまった学習時間が取れるようになったので、ようやく受験に向けて動き出したわけだが、いつの間にかLinuCとか言う試験に枝分かれしていて、そこでまた戸惑うことになった。

LinuCは日本国内独自の試験。おかげで、受験案内や試験範囲の情報などが日本語でしっかりとまとまっている。趣味で受けるならこっちの方が楽かなと思ったので、今回はLPICではなくLinuCを受けることにした。

ちなみに、今はちょうどVersion 4.0から10.0への移行時期で、どちらを受けるかという問題もあった。101試験を予約する段階で、10.0で追加された出題範囲を詳しく解説した参考書がまだ発売されていなかったため、私は4.0を選択した。

私の学習方法

手元にLPICの参考書(いわゆるあずき本)があったので、基本的にはそれを読んで、練習問題や模擬試験を解いて…という感じ。

ただ、それだけだと問題の量が少なく感じたので、別途問題集も購入した。別にどんな問題集でもよかったのだが、価格の安いLPIC向けの問題集を適当に買ったので、あえてどの本とは書かないでおく。

Version 4.0に関しては、LPIC向けの参考書や問題集がほとんどそのままLinuCに流用できるといっていいと思う。

Ping-tを使うべきと解説しているサイトもあるが、私は一切使っていない。参考書と適当な問題集の内容さえきちんと理解しておけば十分である。

だらだらやっていたこともあって、101の受験に1か月、102に1か月、トータル2か月程度の時間をかけてしまった。

感想

Linuxはそこそこ使えていると思っていたのだが、レベル1という基礎的な出題範囲の中でも、案外知らないことが多かった。cutとかjoinとかpasteなんてコマンド、実業務で使ったことは一度もないし、例えばDBサーバーからプリンターに直接出力するなんてこともないから、その辺の仕組みはまるで知らなかったり。

業務でLinuxを使ったことがあれば余裕で受かる、なんて単純な資格ではないことは確かだと思う。

受験料どうにかなりませんかね

それなりに試験範囲が広いので試験が二つに分かれているのは仕方ないかなと思うけれど、二つ合わせて3万円越えってのはちょっと高いなぁと思う。趣味で受験するには躊躇する価格だった。

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