ドコモ ケータイ(P-01J)からSIMフリーiPhone SEに乗り換えた話

以前こんな記事を書いたことがあったが、私は普段、通話やメール専用機としてドコモのAndroid搭載フィーチャーフォン(P-01J)を使っていた。いわゆるガラホというやつである。

一方で、データ通信専用にSIMフリーのiPhone SEも持っていて、MVNO(DMM Mobile)の回線と合わせて、2台持ち状態で2年ほど運用していた。これでも、ドコモでスマートフォンを契約するよりも安いのだから、どれだけドコモの料金が高いかわかるというものである。

キャリアのメールアドレスを維持したいという理由に加えて、dカード(と、付随するdポイント)だのドコモ光だのといったドコモの囲い込み戦略にまんまとはまってしまっているというのが、あえて2台持ちを続けていた理由だったのだが、ここ数か月以下のような動きがあって、2台持ちを見直そうと考えるに至った。

  1. DMM Mobileのサービス提供事業者変更
  2. ドコモの新料金プラン(ギガライト)の開始
  3. キャッシュレス決済(d払い)への対応

1.に関しては、楽天モバイルにサービス提供事業者を変更するという話。 DMM Mobileは、データ通信専用のプランが格安だったこともあって契約していた。当面は現状のサービスを維持するという話だが、将来性に疑問を感じたというのが正直なところ。

2.については、ドコモでも(これまでと比べれば)手ごろな価格でスマートフォンを利用できるようになったこと。それでも、他のMVNOに比べるとだいぶ割高ではあるのだが…。

3.は正直おまけ程度の理由。ドコモのd払いアプリは、ドコモのSPモード回線からしか使えないという仕様なので、iPhoneをドコモ回線で使えるとポイント還元の面で今後メリットがあるかもしれないなぁと考えた。

そして身もふたもない理由として、やはり2台持ちはめんどくさいというのもあった。

乗り換えに際してやったこと

ドコモの料金プランの変更

元々契約していた料金プランは、「カケホーダイライトプラン(ケータイ)」。これを「ギガライト」に変更した。9/27に申し込んだので、適用開始日は「来月から適用」とし、10/1に乗り換えることに。

これはプラン変更時に気づいたのだが、フィーチャーフォンからスマートフォンへの変更とみなされることで、「はじめてスマホ割」が適用されて、向こう12か月間は月額1,000円割引になるようだ。これはうれしい誤算だった。

もっとも、ドコモでスマホを使うのはこれが初めてではない。昔、XPERIA Aを使っていたことがあるのだが、前の前に使っていた機種はカウントされないようだ。

iPhoneからDMM MobileのAPNプロファイルを削除

DMM Mobile利用開始時に設定した、APNプロファイルを削除しておく。

[設定] → [一般] → [プロファイル] にあるDMM Mobile用のプロファイルを選択し、「プロファイルを削除」でOK。

あるいは、[設定] → [一般] → [リセット] → [ネットワーク設定をリセット] で、ネットワークがらみの設定を消してしまう方法もある。なんとなく、私はこちらの方法も合わせて実行しておいた。

SIMの入れ替え

料金プランがスマートフォン用に切り替わってから、P-01JからSIMカード(UIMカード)を抜き、iPhoneに差し替える。

iPhoneを起動すると、自動的にドコモからSMSが送信されてくる。どういう仕組みか知らないが、iPhoneで初めてドコモのネットワークにつなげると、そのことをドコモ側で認識してくれるらしい。親切なことに、このSMS内にドコモメールの設定方法を記載したページのURLが載せられているので、アクセスして設定を進める。

ドコモメールの初期設定

説明ページに書かれている手順に従って、ドコモメールを使用するためのプロファイルをダウンロードする。ダウンロードしたプロファイルを設定画面からインストールする必要があるので、ここはちょっと面倒にも感じる。

ちなみに、インストールしようとしているプロファイルが「未署名」になっていて一瞬ドキッとするが、それで正常なようだ。

これで、 標準アプリの「メール」でドコモメールが利用できるようになる。

iPhoneの初期設定では、ドコモメールが着信しても通知が出ないようになっているので、[設定] → [メール] → [通知] → [ドコモメール] で、通知の形式や、着信音、バイブレーションなどの設定をしておく。

連絡先の移行

事前の調査漏れで、後からちょっと苦労したのがこの連絡先の移行。

ドコモは、「ドコモ電話帳」というアプリを提供していて、Androidの場合、このアプリを使うことでドコモのクラウドサービスに電話帳を同期してくれる。そのため、端末の乗り換え時には連絡先の移行が非常に楽なのだが、どうやらiPhoneには対応していないようだ。てっきりiPhoneでも使えると思っていたので、これは想定外。

何か簡単に移行できるツールがあるのかと思いきや、どうもそうはいかないらしい。今回は以下の手順で対応した。

データの移行 | お客様サポート | iPhone | NTTドコモ
iPhoneのデータの移行をご紹介します。

SDカードにバックアップ

旧端末(P-01J)側で、電話帳データをSDカードにバックアップする。

電話帳を開き、サブメニューから[SD/SIMカード/共有] → [SDカードへバックアップ/復元]

使用許諾契約に同意しますか?という画面で[同意する]を選択し、[バックアップ]を選ぶ。

[電話帳]にチェックを付けたら開始ボタンを押す。

ドコモアプリパスワードが聞かれるが、設定した覚えがない場合はデフォルトの「0000」で通るはず。

バックアップが終わったら、PCにSDカードを挿して、「SD_PIM」フォルダにバックアップした電話帳データ(PIM0000n.VCF)があることを確認する。複数ある場合は、一番数字の大きいものが最新版のはず。

電話帳変換ツールをダウンロード・実行

上記ドコモのサイトから、電話帳変換ツール(AddressBookConverter.exe)をダウンロードして実行する。特にインストールは不要で、exeファイル単体で動くプログラムだった。

起動したら、[参照]ボタンでSDカード内の電話帳データを指定し、[変換する]ボタンを押す。

これで、デスクトップにiPhone用の電話帳データが保存される。

iPhoneにメールで送信

作成されたiPhone用の電話帳データをメールに添付してiPhoneに送る。ドコモメールでよい。

受信したメールの添付ファイルを選択したら、[xx件すべての連絡先を追加] → [新規連絡先を作成]と選択すると、「連絡先」アプリに電話帳データがインポートされる。

ひとまず、これでiPhoneへの乗り換え作業は完了。

感想

いろいろと想定外の作業もあったけれど、まずまず順調に移行できたのではないかと思う。

iPhoneは電話や電話帳(連絡先)の機能が貧弱だということが、使ってみて改めて分かった。伝言メモや音声メモの機能はないし、連絡先をカテゴリわけする機能もない。電話を多用する人には、iPhoneという選択肢はないなと思った。

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