自宅で検証や学習に使用しているVMware ESXi 7(Update 3)の環境がある。
自作PCでVMware ESXi 7.0の環境を構築する | ちりつもノート (chiritsumon.net)
市販の安価なマザーボードを使用しているため、NICはオンボードの1ポートしかない。iSCSIのストレージ用にネットワークを追加しようと思ったので、一般的なデスクトップPCなのでPCI Express接続のNICを追加することにする。
マザーボード選定時にも条件になっていたが、ESXi で使用できるNICは限られている。安価なRealtek製は基本的に使えないと思った方がよい。個人が入手できる市販のNICであればIntel製が確実。I219Vのようなクライアント向けのチップだとそのIntel製でもコミュニティのドライバを適用しないと動かなかったりするけれど、サーバ向けのチップであればおおむね問題はないはず。今回選んだ Intel Ethernet Server Adapter I210-T1 は名前の通りI210-ATが搭載されているもので、VMwareのCompatibility Guide上でも動作保証されている。
I210-AT を積んだNICは特にAmazonあたりでいろいろなメーカーが販売しているが、安定性をとってIntel純正のカードを選択。また、純正品であってもAmazon自体が信用できないのでツクモで購入した。
ちなみに、Intel純正品にはBradyIDと呼ばれるステッカーが貼られており、正規品かどうか確認できるようだ。
ちゃんと正規品だったので一安心。
肝心のESXiでの動作だが、何の問題もなく認識・動作した。
vmnic0 はマザーボードにオンボードのI219V、vmnic1 が追加した I210-AT。使われているドライバが違っていて、I210-ATはコミュニティのドライバではなくESXiのインボックスドライバが使われているように見える。
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