普段使用しているデスクトップPCの消費電力がどの程度なのかを調べてみた。
PCの構成
使っているのは、以下の構成のデスクトップPC。
CPU | AMD Ryzen 5 2600 3.4GHz (TDP 65W) |
GPU | NVIDIA GeForce GT1030 (TDP 30W) |
マザーボード | MSI B450M BAZOOKA PLUS |
メモリ | DDR4-2666 8GB x 4 |
SSD | WD Black NVMe SSD WDS250G2X0C |
HDD | HGST HDN724030ALE640 3TB |
OS | Windows 10 Pro |
電源 | Seasonic SSR-450RMS 450W (80PLUS GOLD) |
その他 | 12cmファンx3(フロント・リア・CPUクーラー) USBポータブルHDDx1 USB無線LANアダプタx1 USBメモリーカードリーダーx1 |
ひとまず、消費電力に関係しそうなもの一覧にしてみた。
わざわざ自作しているにもかかわらず、ゲームなどはしないのでGPUは省エネなローエンドモデル。これがどの程度消費電力に関わってくるかも気になる。
なお、Windowsの電源プランは、AMDのチップセットドライバに同梱されている「AMD Ryzen バランス調整」を使用している。
アイドル時
何もアプリケーションを起動していない状態で測定した結果。
約58W。アイドル時の消費電力としてはちょっと高めな気がする。選択している電源プランの設定上、アイドル時でもCPUのクロックが3GHzを超えているのが影響しているのだろうか。
低負荷時
ブラウザ(Firefox)でYouTubeの1080p動画を全画面再生中に測定した結果。
10W程度消費電力が増加し、66Wになった。
CPUのクロックはブーストが掛かって定格を超えた3.7GHzに上昇。もっとも、動画再生という負荷の性質上、むしろGPUの消費電力のほうが影響している気もするが…。
高負荷時
CINEBENCH R20を実行中に測定した結果。
CPU使用率は全コア・全スレッド100%の状態。この状態でも、クロックは3.7GHz程度まで上昇している。さすがに消費電力は141Wと大きくなる。
まとめ
あくまでも私の環境での結果だが、まとめるとこんな感じになる。
アイドル時 | 低負荷時 | 高負荷時 | |
消費電力 | 約58W | 約66W | 約140W |
アイドル時の消費電力はもう少し下げられないかなと思っているが、どんな方法があるだろうか。
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