「インターネットにつながらない」と書くと、なんだか素人丸出しの訴えになってしまうが、そうとしか言いようのない状況が発生。
フレッツ光の契約で2015年から貸し出されているNTTのホームゲートウェイを使っているのだが、「光回線」と「認証」のランプが消えている。光回線に接続できてない状況のようで、ホームゲートウェイを再起動したり光ケーブルを抜き差ししてみても状況は変わらず、半日から1日くらい様子を見ると自然復旧する。そんな現象が10月くらいから3回ほど発生していた。
さすがにこう何度も起きると機器の故障を疑わざるを得ないので、修理を依頼することにした。
現在の契約はドコモ光となっているので、修理の窓口はそちらになる。
最近は何でもかんでもLINEでやり取りするような風潮があり、ご多分に漏れず「ドコモ故障サポート」なるアカウントを友達登録して、そこからチャットベースでの依頼という流れだった。
最終的には担当者と電話で会話して、ひとまずホームゲートウェイの交換で様子を見ることになった。この場合、交換機材が郵送されてきて、自分で交換する対応となるようだ。
対応自体は非常に早く、依頼の2日後には機材が届いたのだが、これがちょっとどうなんだと思った。
先にも書いた通り、今まで使用していたのは2015年に貸し出されたもので、型番はPR-500MI。
裏面のラベルにも、2015年製造との記載がある。
で、代わりに届いた機材も同じくPR-500MI。その製造年月を見ると…
さらに古い、2014年製。
ファームウェアは今でもアップデートが継続されていて現役で使用できるものとはいえ、8年以上前に製造されたものを交換機材として使用するというのは普通なのだろうか。もしかしたらこれ自身も修理済みの機材で中身は新しくなっているのかもしれないが…
そして、一緒に添付されてきた設定手順書がまた困った内容になっている。
これはプロバイダにも依存するのかもしれないが、自分が使用しているOCNではすでにPPPoEを使用した接続は行われておらず、IPv4 に関しても IPoE (IPv4 over IPv6) での接続が標準で行われている。
したがって、上記設定はそもそもする必要がなく、設定項目自体存在しない。
次に記載のある、「PPPランプ」も消灯しているのが現在の正常な状態なので、何も知らない人がこの手順書を見て作業したら、混乱すること必至である。
いまだに20年前のWindows XPの画面というところで推して知るべしという感じだろうが、手順書の作成に全く無頓着なのがよくわかる。大丈夫かNTT。
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