先月サポートの切れたWindows 7だが、海外のニュースを見ていると権限不足のエラーによりシャットダウンができないという問題が、今週に入ってから発生しているらしい。
Windows 7 bug prevents users from shutting down or rebooting computers
Another major bug hits Windows 7 after the January 14 end-of-life (EOL) deadline.
表示されるメッセージは、「You don’t have permission to shut down this computer.」とある。
原因は不明らしいが、先月の更新プログラムによって引き起こされたデグレードなのだろうか。
日本語版のWindows 7で発生したという情報は今のところなさそうだし、手元の環境でもそういう現象は発生していないが、一時的な回避策として以下が挙げられている。
- 別の管理者アカウントを作成する
- 作成したアカウントにログインする(もしくは、すでに存在する他の管理者アカウントにログインしてもよい)
- 元の管理者アカウントにログインしなおす
- 通常通りシャットダウン・再起動する
上記はあくまでも一時的な回避策で、恒久的なものではないとのこと。非公式な解決方法として以下も挙げられている(グループ ポリシー エディターを使うのでProfessional以上のエディションのみ可?)。
- Windows+Rキーを押して、「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを開く
- gpedit.msc と入力し、Enter
- グループ ポリシー エディターのウィンドウで [コンピュータの構成] → [Windows の設定] → [セキュリティの設定] → [ローカル ポリシー] → [セキュリティ オプション] を開く
- 右側のパネルから、[ユーザー アカウント制御: 管理者承認モードですべての管理者を実行する] をダブルクリックして開く
- [有効]を選択する
- 「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを再度開き、「gpupdate /force」を入力し、Enter
- 通常通りシャットダウン・再起動する
新規の更新プログラムは提供を終了しているわけだが、シャットダウンできないという、割と重大な不具合に対して、マイクロソフトはどう対応するのだろうか?
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