Realforceに慣れた体は他のキーボードを受け付けなかった件

先日、LogicoolのG515 LIGHTSPEED TKLを買ったのでしばらく使ってみていた。

導入当初は比較的使いやすいキーボードだと感じて、メインで使い続けても問題なさそうだと思っていたのだが、しばらくすると特性の違いからくる違和感がどんどん大きくなってきて、結論としてはRealforceに戻してしまった。

キーボード自体は悪いものではなく、単純に10年以上Realforceを使い続けていたことでほかのキーボードへの移行がしずらくなっているということなのだと思うが、今後のためにどこがネックだったのかを書いておくことにする。

押下圧

私が使い慣れているRealforceは変荷重モデル。対して、G515は43gの等荷重。正直、変荷重を選んだのはたまたまというか、初めて使った初代の91Uにはそもそも変荷重しかなかったというだけなのだけれど、これが思いのほか大きかった。小指で押すキーの違和感というか、やはりキーの重さを確実に感じてしまう。結果的に、入力したつもりが打てておらず、キーの取りこぼしが発生する頻度が高くなってしまった。

ステップスカルプチャーでないこと

キーの取りこぼしという意味では、ステップスカルプチャー構造でないことも関係していると思われる。特に手前側のキーを打つときの何とも言えない打ちづらさ。今までは面で打てていたキーが点に近くなることで、キーをうまく捕捉できない感覚がやはり大きい。また、シリンドリカルなカーブも多少はあるもののやはり薄型故に強くはなく、それも打ちにくさにつながっているのだと感じる。

右Altが無い

もともとG515には右Altが存在せず、キーマップを変更してアプリケーションキーで代用していたが、やはりこれは慣れない。職場でもRealforceを使っていることもあって、わざわざ意識して別の場所を押すというのはしんどかった。あんなに長いスペースキーは必要ないので、普通に右側にもAltキーを配置してほしいものだ。

結局はRealforceに落ち着く

他にもこの形状のキーボードはあるし、何ならただのメンブレンでもシリンドリカルでステップスカルプチャーで押下圧の軽いものだったら受け入れられるのかもしれない。ただ、やっぱり落ち着くのはこのキーボードなんだなとつくづく感じるところ。

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