なぜPCでテレビを見ていたのか
テレビ単体を購入すると、19インチの安いものでも2万円台、もしレコーダーも購入すれば、追加で3万円以上、合計5,6万円程度はかかってしまう。
それに比べて、PC用のテレビチューナーであれば、1万円台で購入出来る。レコーダーとしても利用できるわけで、単純に考えれば相当安上がりである。
元々テレビをあまり見ない生活をしていたこともあり、高い金を払ってまでテレビ単体(とレコーダー)を買う必要は無いだろうと考えて、ここ8年ほどはPCにテレビチューナーを取り付けて視聴していた。
しかし、PCでテレビの運用を続ける中で様々な問題に直面。ここに来てついにテレビ単体を購入することにした。
PCでテレビの問題点
結論から言ってしまうと、PCでテレビの最大の問題は、機器同士の互換性や相性である。相性が悪くてエラーになる、うまく動作しない。しかも再現性がまちまち。私の場合、以下2つの点に悩まされた。
接続方法との相性
ある環境ではDVIで接続するとエラー多発でまともにテレビが映らない。しかし、HDMI接続なら問題ない。
しかし、別の環境では全く同じDVIケーブルでも問題なく視聴できたりする。むしろ、HDMI接続だとエラーになったり…。
グラフィックボードとの相性
これはグラフィックボード側の問題が大きいのだろうが、IntelやNVIDIAの環境なら問題なく動いても、AMDの環境ではエラーが頻発する、という具合。ドライバを更新したことで頻度は減ったように思われたが、今度は別のエラーが発生するようになったり…。テレビチューナーの安定動作のためにわざわざグラフィクスボードを付け替えるなんて、出来ればしたくないもの。
おまけ…操作性の問題
ちょっとテレビをつけたいだけなのにいちいちPCを起動するという手間。私の使っていたテレビチューナーの場合、リモコンが無かったので、チャンネル切り替えなどをマウスで操作しなければいけないというのも、地味に面倒だった。
PCでテレビはおすすめしない
上記以外にも、録画予約をしていたのにPCの電源をうっかり切ってしまって録画に失敗するといったヒューマンエラーが多発するのも、PCでの視聴の問題点としてあげられる。
とにかく、PCというのは何にでも使える分、トラブルが多いのが難点。面倒ごとを避けたいのであれば、素直にテレビ単体を購入した方が良いと思う。
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