先日、自宅内のネットワークに不調が発生したのをきっかけに、スイッチングハブを買い替えた。
今まで気にも留めていなかったのだが、どうも私のPCはスリープしてもLANはリンクダウンしていないようで、スイッチングハブのLINKランプがついたままになっていることに気づいた。
なんでそんなことが気になったのかというと、新しく買ったスイッチングハブは、リンク速度によってLINKランプの色を変えてくれる機能がついていたから。
スリープ時に、LINKランプが緑色からオレンジ色に変わるのでなんだか目についてしまった。
原因
わかる人はすぐに思い当たると思うが、いわゆるWake On LAN機能が有効になっているのが原因である。
無効にする場合は、コントロール パネル → デバイス マネージャー → ネットワーク アダプター → 該当のコントローラをダブルクリック → 「電源の管理」タブ → 「このデバイスで、コンピューターのスタンバイ状態を解除できるようにする」のチェックを外せばよい。
これで、スリープ時はLINKランプが消灯するようになる。
LINKランプがオレンジ色になるのはなぜか?
このスイッチングハブ(Buffalo LSW6-GT-5NS)の場合、リンク速度が10/100Mbpsの場合はLINKランプがオレンジ色になる。
例えばRealtekのNICの場合、プロパティの「WOL とシャットダウンリンク速度」で「10Mbps優先」が設定されており、 Wake On LANの待機状態ではリンク速度が10Mbpsに落とされている。これを「速度低下ではない」に設定すれば、スリープ時もLINKランプは緑色のまま(1Gbps)になる。
マジックパケットの通信だけなら10Mbpsで十分で、節電のためなのだろう。
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