SSDの連続書き込みの遅さに驚いた話

NTT-X Storeで1TBのNVMe SSDが、期間限定クーポン適用で1万円を切っていたので、1年前に作った実験用PCのストレージを交換することにした。

買ったのは、MicronのCrucial P2。

このSSDはQLC NANDを使ったもの。ちょっと前までTLCでも書き換え回数に不安があると言われていたのに、いつの間にやらQLCが普通に使われるようになっている。価格が下がってTBクラスのSSDがのはありがたいことだけれど、実際のところ信頼性や速度面でどうなのか。

このSSDには仮想マシンを大量に格納しようと思っていて、さっそくコピーを始めた。ここでその書き込み速度に驚くことになる。

コピー開始直後は順調な速度で進んでいたのだが、途中で30MB/s程度まで書き込み速度が急落。

その後は速くなったり遅くなったり、全体的に速度が安定しない状況が続く。

小さいファイルをたくさんコピーしているならわからなくもないけれど、今回コピーしていたのは数GB単位の仮想ディスクファイル。

連続書き込みによる温度上昇が影響しているのかと思い、CrystalDiskInfoで書き込み中の温度を見てみたが、最大でも44度程度。その程度の温度でサーマルスロットリングが起きるとは思えない。

QLCが遅いという話は聞いたことがあったものの、ここまで遅くなるとは思わなかった。シーケンシャルな書き込みだけで言えば、HDDの方が速いレベル。

そんなに連続で書き込むことはそうそうないのだから、実際に問題になる場面はほとんどないことはわかっているが、ちょっといまいちだなぁと思ってしまった。

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